還暦からの正しい生き方
結論からいえば、マイナス(-)の生き方です。
(-)して(-)して(-)して、
「自分の本体が永遠の命」であると学ぶことです。
自分の本体である永遠の生命は、始めもなければ終わりもない。
それは、人間を含めて、宇宙のすべてが [ 道から始まり、道に戻る ] からです。
そのことを知るために、人間の一生を陰と陽に分けると分りやすい。
道の法則に「万物は陰陽からなり」があります。
そこで、人間の一生は120歳単位として、
能力を向上し、地位、名誉、財力を得るなど60歳までの陽+の期間と、
自分を磨き、精神世界を高めていく60歳以降の陰―の期間に分けることができます。
その陰-の期間の始まりが、第二の人生への出発点である還暦です。
還暦からの正しい生き方は、
陰たる自分自身(-)や、精神世界(-)を知ることです。
それは「人間とはなにか」を知ることことであり
又、自分の「人生の集大成」をすることです。
では、「人間とは何か」を道の立場から解説します。
物事を考えるときは、必ず道=原点に戻りましょう。
そして結論を導きだす。
これが正しい答えになります。
それを実践して成功した人が、松下幸之助氏や斎藤一人氏であり、超成功した人達です。
それを素直に実践していきたいと思います
「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ。三は万物を生ず。」を原点にして、
人間を考えますと次のような答えになる。
人間は、
一元の気たる 命が生じ、
二(陰陽)たる 魂魄と肉体が生じ
三たる 神・気・精のエネルギーが生じた。
三たる エネルギーが万物をつくり出した。
従って人間とは何か、それは、
三たる 理性と、感情と、行動力のエネルギーを使い、
二たる 本能の魂や理性の魄と、肉体を磨き、
一たる、宿した命に従い(宿命)、命を運び(運命)、命を使い(使命)
永遠の命の向上を目指す存在です。
人間とは、現世で命(宿命・運命・使命)向上し、来世に生まれ変わるもの。
従って現世で可能な限り命を向上しておくが肝要です。
道に従った「人間とは何か」お分かりになりましたでしょうか。
さて、「この人間とは」、は今まで聞いたことはないと思います。
自分の知らないことは、まず信じてみる、やってみる。
これをなるほどと素直に、信じる人もいれば、信じない人もいる。
素直に信じた人の心の中にも100%の信頼はないでしょう。
信じない人の心の中にも、100%の疑いはないでしょう。
これが小さな宇宙たる人間の一面です。
ただ自分の知らないことを疑っては、何もプラスや成長にならない。
特に、人間性や精神面の事柄は、成長する必要があるので、
まず実行してみて、自分で確かめることが肝要です。
自分の「人生の集大成」
還暦は陰の人生への出発ですから、いきなり永遠の生命とは、身につきません。
また今緊急に必要ではないと思います。
そこで、一番初めにすることは、陽の時代の整理です。
例えば、陽の人生で、やり残した趣味や仕事をすること。
これも、整理をするという意味では、(-)といえます。
さらに、陽の時代にため込んだ日用品・趣味の物・仕事関係のものもろもろを1年ごとに一度は、整理してはいかがでしょう。
スッキリすると思いますよ。