かねだ流~老子講義~自然体の生き方

健康法(導引・呼吸法)と老子道の考え方をベースに自然体でラクな生き方指導をして40年。兼田流の独自の老子解説

精神性を高めよう

一般的には、精神とは、「人生の目的、意味を奥深く考える人間の心・理念・知的に物事を成し遂げようとする心の働き・民族の精神性。」である。 

よく使われる表現としては、精神一到何事か成らざらん!ハングリー精神を持て!健全な精神は健全な肉体に宿る!精神性の高さが人間性を形成する!などがある。

これからの人生で精神性を高めることは必要だが、目的はなんでしょうか。

一つは、今まで通り、精神性の高い、人格的に優れ人物となり、出世をして、政治家・経営者・先生・指導者といったプラスの生き方を目指すのか。

もう一つは、還暦からは0からの出発だ。だから、マイナスの生き方「純粋に精神性の高い、人格的に優れ人物となり、穏やかに暮らす。人間はいかなる存在かを探求する。永遠の命を得る。そして、来世への準備をする。」を目指すのか。、、、ですね。

その精神性を高める方法は?

一般的には、

良い書物を読み、良い先生にめぐり合い、修業をして高めるものです。

そうした方法は、現世の延長=プラスを目指すものが多い。

老子的な生き方は、

自分で肉体と、理性を磨く方法です。それで自然に精神力が高まります。

なぜなら、人間の三宝神・気・精”神=理性、気=気力、精=肉体を磨くからです。

その具体的な方法が、「気功と静坐、老子の教え」です。

精神力の中に、肉体の健康も入ることが特徴です。

それは、健全な肉体の方が、精神力は高め易いからです。

また、それらは、老子も語っている(70(章)が、全てが簡単で誰もができることです。

現実に皆さんは、簡単な気功と老子の初級講座だけで、いつの間にか考え方が楽になり、精神力が高まり、トラブルが少なくなっているのではないですか?

修行法には、精神性を高める5段階が用意してあります。

1覚える

2覚えた事を人に教える

3旅をしてできるだけ多くの人に教える

4原書を読み同レベルの友人と切磋琢磨する

51人静かに内側を見つめる(坐忘)

これが精神性を高める5段階の方法です。

ひらめき老子を読みながら、気功・静坐を実践すると、細胞まで健康でキレイになる。

すると、考え方は、清浄、心は恬淡、行は無為で楽に動き、自然体の生き方になります。

そして5段階の修行法でさらに精神性を高め・奥深さを得ることができる。

それが、来世に繋がる永遠の命を得ることになります。